【作ってみた】「今すぐ作りたいリカちゃんの着せかえ服」のタイトスカートを作ってみた

22cmドール女の子(リカちゃん)

こんにちわ、お人形手芸部 部長の三島るぃです。

今回は「今すぐ作りたいリカちゃんの着せかえ服」P12・13掲載のタイトスカートを作ってみました。

先日作った「リカちゃんのおしゃれニット」掲載の「丸ヨークの編み込みセーター」
秋冬らしい装いで見るたびにニコニコ(ニヤニヤ?)しています。
ただ、どうも手持ちのスカートと組み合わせると足元が寒そうに見えちゃいます。

買ったばかりの本を眺めていたら、シンプルでおしゃれなタイトスカートが載っていたので、これを作ってセーターと合わせちゃおう!と思いつきました。

…が、指定のとおり作ってみると、ウチのミシンパワーが試される事態に…。

本で使っている生地は細コール、色はカナリアイエロー(色番:CAY)。
生地の情報(どこのメーカーの何の布地を使用しているか)も記載されているので、同じものを作ってみたい場合は記載の物を探しましょう。
ちなみに、こちらの生地だそうです。

私は手芸用品店へ行って購入してきました。

お店にはイエローの生地がなかったので、いいなと思ったマスタードっぽい感じのイエロー(色番:Y)にしました。

後ろにスリットが入っているのがオシャレです。

スカートを作る際、最後に後ろを縫い合わせるのがよくある作り方だと思いますが、こちらは先に後ろスリットと開きを縫ってしまいます。
私は最後の後ろの縫い合わせで布地がズレてしまうことが多いので、最後に片方の脇で縫い合わせるこの作り方のほうが、後ろのスリットがスッキリとキレイに見えるような気がします。

前と後ろに入っているダーツ、ここでおうちのミシンパワーが試されます。

赤丸の部分・・・前後にあります

ダーツを縫う → ウエストを縫う の順で作るのですが、ダーツとウエストの縫い代が重なった部分はたたでさえ厚くなるのに、生地がコーデュロイなだけにとんでもなく分厚くなります。
「家庭用ミシンの限界に挑戦!」みたいな感じで、ミシンから不穏な音が鳴る事態に…。私の作り方がよくないだけかもしれないけど。
一応なんとかなったものの、お使いのミシンに「厚地」の設定がある方は厚地の設定にして縫ったほうが良いと思います。
コーデュロイにこだわりがなければ、もう少し薄手の生地で作ったほうが無難かもしれないですね。

でもやっぱり見本みたいにコーデュロイがいいなぁ…という場合は、がんばって縫い進めるか、「コーデュロイ風生地」でお茶を濁すのも手だと思います。
手芸センタードリームさんというところで、コーデュロイ風プリントのシーチング生地(起毛シーチング)という生地を見つけました。
1/6ドールにはちょっと畝が大きいかもしれませんが、こういうのを使うのもよさそうです。

「ダーツを縫ったあと余分な布をカットして厚みを減らす」という方法もあるみたいです。
が、私のレベルだとダーツ部分がすごく小さくてうっかり縫い目もカットしそうで怖い&カットした部分にほつれ止めを縫ったら表地に染み出してしまう心配があります。
ほつれ止めを諦めるか、スキルアップしないとダメかな…何か上手い方法を探したいものです。

仕上げにスナップボタンを1ヶ所縫い付けて、完成です。

何の変哲もないのが、上手に出来た証拠♪

さっそく「丸ヨークの編み込みセーター」と合わせてリカちゃんに着てもらいました。

素敵~!!

マスタードイエローがいい感じに効いてます!
私 Good Job! 自画自賛!!

ヒラヒラのスカートもいいけど、コーデュロイのタイトスカートは見た目も暖かそう♪

もともとこのリカちゃんに付属していたブーツも合ってますね。
ハイソックス+ローファーなんかも似合いそう。

後ろのスリットもキレイ♪

シンプルなシルエットなので、ゆるいカーブが縫えれば、初心者さんでも苦労なく作れるスカートです。
ダーツが小さいため、そこがちょっと…ミシンで縫いにくい…という場合は、ダーツだけ手縫いで仕上げてしまえばよいと思いますし、コーデュロイより薄手の生地を使えば、さらに作りやすいと思います。

今回のモデルのお人形

本文中で紹介しきれなかった材料・素材

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