【作ってみた】「リカちゃんのおしゃれニット」記載の「丸ヨークの編み込みセーター」を作ってみた

22cmドール女の子(リカちゃん)

こんにちわ、お人形手芸部 部長の三島るぃです。

今回は、「リカちゃんのおしゃれニット」記載の「丸ヨークの編み込みセーター」を作ってみました。
1色の毛糸で模様を編むのではなく、何色かの毛糸を駆使しで模様を編むのは初めて…上手く出来るのでしょうか。

「リカちゃんのおしゃれニット」に掲載されている作品はどれも素敵なものばかりなのですが、使用する棒針の大半が普通の編み物用の編針ではない”ビーズ編針”、普通の編み物用の編針でも0号針…とかなり細いんです。
私が持っている編み針で1番細いのは2号。
編み上げられるか自体わからないし、新しく買うのもなぁ…と躊躇しておりました。

そんな折、ひょんなことから仕事関係の知り合いの方より、手芸用品を頂戴する機会がありまして(手芸用品も置いていたお店を畳むことになった方から譲られた品物を持て余している…とかそんな感じの事情)、けっこうな量の編針をいただきました。

かなりの量の編み針が入ってます

細めの針が多いよ、とは聞いていたのですが、その中になんと0号棒針の4本セットが入っていたんです。
渡りに船!
さっそく挑戦してみることにしました。

編み針を購入しなくてもよくなったので気を良くして、たまっていたポイントを使い本の指定毛糸を購入しました。
DARUMA(横田株式会社)の「iroiro」です。

  • 色番:02 マッシュルーム
  • 色番:12 紺
  • 色番:44 ベリー

日ごろ100円均一の商品や、いつの何かわからない余り毛糸を使用している身からすれば、1玉20g/330円(定価)はなかなかの高額商品。
しかしさすがブランド糸、どれもすごく色が可愛いです。

さっそく編み始め…るものの、最初の「ねじり一目ゴム編み」にイキナリ苦戦。

「一目ゴム編み」はやったことあるけど、「ねじり一目ゴム編み」はやったことなくて、本のHow Toを見ながらやっても、本当にそれで正解なのかがわからず…。
失敗してもほどけるのが編み物のよいところ。
とは言ってもある程度編んでから失敗に気付いてほどくのは嫌だ…。

きちんと出来ているのかわからないまま、このニットの特徴にして次の難関でもある「編み込み模様」へ。
「編み込み模様」の箇所はレシピ本内でカラー写真付きでしっかり解説してくれています。
でも、写真で使っている糸は白とベージュと茶色なんですよね…。(裾が長いワンピースバージョン:P8・9「丸ヨークの編み込みワンピース」の配色)
白と紺と赤(ベリー)の配色で解説してくれたほうがもっとわかりやすいような気も。

今まで、段で色を変えたことはありますが、段の途中で色を変えながら編むのはこれが初めてです。
時間をかけてゆっくりやればなんとかなる…はず。

すごく可愛い!
ここまで編んだだけで「やった感」があります(笑)

「やった感」があってもやりきった訳ではないので、がんばって編み進めます。

途中の写真を撮り忘れてしまいましたが、袖部分は輪にして編んでいきます。
色は1色なものの、0号棒針4本を駆使するのは、小さくて細かいこともあって大変。

・・・

完成!

がんばった~!

紺のボタンがなく、茶色を使用

後はボタン留め。
かぎ針に持ち替えて、開きとボタンループを編みつけています。

さっそく着てもらいました。

秋っぽい! 可愛い!
苦労して編んだ甲斐があります。

スカートとブーツはもともとこのリカちゃんが着ていたものです。
ヒラヒラとしたスカートだし、少し足が寒そう…かな?

手が全部出ない

私の手が大きい?のか、袖がちょっと長くなってしまいました。
本の写真では手は手首から全部見えててるんだけどな。
ワンピースのほうの写真だと指先しか見えてないから、これも正解? うーん…わからない…。
萌え袖ということで…。

腕の長いジェニーに着てもらいました。

リカちゃんよりは首元が見える感じになるだけで、カッコよく着こなしてくれます。
さすがジェニーさん。

腕がリカちゃんよりも長い分、手首からガッツリ出てますね。
逆に袖の長さが功を奏して違和感がないです。
リカちゃん・ジェニーが兼用できるのは嬉しい!
(リカ&ジェニーで兼用できるってことは、リカちゃん&ママの親子コーデもできますね)

本には、紺色の毛糸は6g使用との記載がありましたが…

編み上がり後に量ると、使用したのは5g
他の色は紺に比べると微々たる量しか使っていないから…単純計算で、同じセーターならあと3着、メインの色を変えたらもっとたくさん編めることになりますね。

残った毛糸でワンピースにも挑戦してみるか(丈を長くするだけなので編み方は同じ)、先にもう少し暖かそうなボトムスを作るか、悩むところです。

今回のモデルのお人形

今回使用した素材・道具

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