【道具】ほつれ止め液はどれを選ぶ?代表的な商品5点の特徴

道具・素材

こんにちわ、お人形手芸部 部長の三島るぃです。

リカちゃんやジェニーの服を作る、お人形手芸の必需品とも言える「ほつれ止め液」
布の端に塗るだけでほつれなくすることができるアイテムです。

手芸用品店やホームセンターの他、100均でも売っている「ほつれ止め液」
その中でもよく売られている商品をセレクトして紹介します。

ほつれ止め液のツートップ 「ピケ」と「ホツレーヌ」

色々あるほつれ止め液の中でも、特に使用者が多いと思われるのが「ピケ」と「ホツレーヌ
ネットを見ていても、「ピケ派」「ホツレーヌ派」「両方使ってます」というものが多く見られました。

ピケもホツレーヌも塗った液が乾いた後はお洗濯OK、ドライクリーニングをしても取れません。
ウールや化繊にも使えます。

容量はピケが33ml、ホツレーヌが30mlで、お値段はどちらも600円くらい。
お店やサイトによってはもう少しお安く入手できるようです。

この30~33mlという容量は、布の小さいお人形手芸で使っていると多く感じてしまうかも。
とりあえずスカートを1枚だけ作ってみようかな、という気持ちで買うと持て余してしまうかもしれないですね。
逆に、ガッツリ色々作りたい! という人にはものすごく頼もしい存在です。

ほつれ止め ピケ


ほつれ止め液と言えばピケ、というくらい有名なほつれ止め液で、ソーイングの本やサイトによっては「ほつれ止め液を塗ります」ではなく「ピケを塗ります」と書いているものも。
(お母さんがPS5もswitchもみんな「ファミコン」と言うようなものでしょうか…?

液の粘度が高いように思います。
ボトルが柔らかいので、出す時は少しの力でOK

キャップが小さくて失くしやすいので注意しましょう。 (商品写真の赤い部分がキャップです)
私は以前失くしてしまい、ラップを巻いて輪ゴムで留めて乾燥しないようにしていましたが、まぁまぁ大変でした…。

ホツレーヌ

接着剤で有名なコニシ株式会社が発売しているのが「ボンド ホツレーヌ」


液の粘度はピケよりは高くない…かな?
ボトルもピケほど柔らかくなく、キャップも大きめと、全体的にしっかりしている印象です。

ほかにもある、ほつれ止め液

ほつれストップ液

「ほつれストップ液」は手芸用品メーカーでお馴染みのクロバー株式会社が発売しているほつれ止め液です。

25mlと小ぶりなサイズで、お値段は500円ほどです。

ドライクリーニングで取れてしまい、洗濯も2~3回までならOK、と、ピケやホツレーヌと比べると少し強度が落ちるようにも感じますが、お人形手芸で作ったお洋服は、日常着ているお洋服ほどは頻繁に洗濯をしないと思うので、十分だと思います。

「塗った部分がけっこう固くなる」「乾く(固まる)のが早い」というクチコミが多かったです。

布地のホツレ止め・ほつれ止め液

ダイソー・セリア等の100均にもほつれ止め液は売っています。

商品によりますが、容量は10ml~15mlくらいでお値段はもちろん100円!
量も少ないしお安いので、初めてのお人形手芸でも気軽に手が出せます

他のほつれ止め液に比べると、100均のものはどれも液がサラサラで水のように感じます。
これを便利と思うか頼りないと思うかはそれぞれだと思いますが、ほつれはしっかり止めてくれます。
ただし、洗濯にはあまり向いてないようです。

ほつれ止め筆ペンα

「ほつれ止め ピケ」を販売しているKAWAGUCHI株式会社からは、筆ペンタイプのほつれ止め液も販売されています。

5mlで500円ほどと、ちょっとお高いのですが、塗りやすさを追求した筆ペンタイプは他にはない商品。
詰め替え用が売っているので、液がなくなってしまったら付け替えればまた使えます。
「ほつれ止め ピケ」同様、洗濯・ドライクリーニングもOKです。
(ドライクリーニングOKなのは「ほつれ止め筆ペンα」のみで、以前の「ほつれ止め筆ペン」はドライクリーニングには対応していないようです)

液も筆先も透明なので液が出ているのかがわかりにくい時がありますが、ボトルタイプのようにドバッ!と出てシミになってしまうことが少ないところはいいですね。

容量の少なさでコスパが悪く割高なところが1番の難点でしょうか…。

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