こんにちわ、お人形手芸部 部長の三島るぃです。
お人形手芸を始めるのに本を買ってみた、サイトを見てみたけど…書いてある道具って全部揃えなきゃいけないの?
全部用意しないと作れない??
どれもあると作業が楽になったりはかどったりするけれど、ないから作れない、ないからできないということはありません。
家庭科の授業で買った「お裁縫セット」があればOK…いえいえ、作るものによってはハサミさえあればOKだったりもします。
道具を揃えてから作り始めるのも、作るものを決めてから道具を揃えるのもあなた次第。
布を切るハサミや針・糸等の「お裁縫セット」に入っているもの以外の、お人形服のレシピ本やサイトで紹介されている道具を、必要度の高いもの・代用可能なもの・なくても困らないかも?に分けてご紹介します。
道具を買うか迷っている方の参考になれば嬉しいです。
必要度高! あると格段にはかどる道具
ほつれ止め液
布の端に塗るだけでほつれなくすることができます。
ボトルタイプ・筆ペンタイプ等があり、手芸用品店の他、100均でも売っています。
アルコールやナイロン樹脂が含まれているので独特の匂いがあります。
家庭科でお裁縫をしたとき、布端はジグザグミシンをかけたり三つ折りにしたりしてほつれないようにしたと思いますが、お人形の服や小物は小さくて縫い代も細いので、ほつれ止め液で処理するのが便利です。
手芸用ボンド
「布用」「手芸用」と書かれているボンド。
布やレースを仮止めする時等に使います。
仮止めに使う道具にはまち針もありますが、布用ボンドのほうが断然重宝します。
スティックタイプやチューブタイプ、アイロンで接着できるタイプ等があります。
洗濯OKのもの、強力接着のもの…と種類が豊富なので、使いやすい1本を見つけたいですね。
アイロン
お人形手芸では「縫い代を割る」ことが多いので、アイロンは欠かせません。
「縫い代を割る」以外にも、折り目をつけたりギャザーを落ち着かせたりと、様々な使い方をします。
「縫い代を割る」だけならアイロン以外の他の方法もありますが、出来上がったものに最後の仕上げにアイロンをかけるとピシッとするので、見栄えが違ってきます。
なくてもOK 使わずに作れる or 他のもので代用できる道具
お人形手芸で扱うパーツは小さいものばかりなので、道具も小さいものがあると便利と紹介されていることが多いです。
確かに小さい道具があれば小回りが利くので便利なのですが、普通の道具で代用できるので、持ってないから買わなきゃいけない、ということはないと思います。
パッチワーク用まち針・アップリケ用まち針
この他、「スモールピン」「シルクピン」等
普通のまち針よりも短く細いのでお人形手芸の小さいパーツも止めやすいのですが、止める範囲が小さければ布用ボンドで、止める範囲が大きくても普通のまち針で代用できます。
小ばさみ・カットワークはさみ
小さなパーツの裁断や、縫い代に切り込みを入れる際に役立ちますが、刃先を細かく動かせるのであれば、布用のはさみでOKです。
ミニアイロン・パッチワークこて
アイロンをかけるものが小さいので、アイロンも小さいものがあると便利! …と紹介されていることもありますが、普通サイズのアイロンがあるならそれで十分対応できます。
目打ち
角を整える時や、ミシンをかける時に使います。
おうちに千枚通しやコンパス(コンパスの針)、竹串、編み物の棒針等の「細い棒」があればそれで代用できます。
ただ、代用で挙げたものはどれも先が尖っているので、ちょっと怖いな、という方は先が丸くなっている「先丸目打ち」を使われることをオススメします。
なくても困らないかも? ないならないで何とかなる道具
手芸用かんし
布をはさんだ状態ででロックできるので、小さなパーツを簡単に裏返せる道具です。
指が入らないような小さなパーツを引き出す時には、あるとスムーズに引き出せるので便利だとは思いますが、 「長袖のトップス」「ロングパンツ「ソックス類」「見返しのある服」あたりを作る かつ ひっくり返すのが苦手、でなければ、なくても困らないんじゃないかな…というのが部長の感想です。
特別な道具がなくてもお人形手芸はできる
以上、「よく紹介されている道具の紹介」でした。
特別な道具がなくてもお人形手芸はできます。
まずは何か作ってみましょう♪
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