こんにちわ、お人形手芸部 部長の三島るぃです。
お部屋で過ごすお人形の写真を撮るべく、背景(お部屋)の作製に手を出し始めた部長。
前回、一旦壁と床を作製し、お部屋のガワが出来上がりました。

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ガワ以外は何にもない状態なので、何かインテリアを・・・と思い、100円均一ショップをウロウロしていたら、Seriaさんでミニチュアのテーブルを見つけました。

リビングテーブル。
”1/12スケール”とある通り、1/6ドール(22cm)のリカちゃんと並べると、ご覧の通り。

かなり小さいです。
リカちゃんの妹のミキちゃん(約11cm)と並べて、ちょうど良いくらいかな?

リビングのテーブルだと思うと小さすぎますが、ロータイプのサイドテーブルだと思えば違和感は少ないのでは。
1/12スケールリビングテーブルさんは、ウチではロータイプのサイドテーブルとして生きていっていただこうと思います。
木製のような色合いで、このまま置いてもよさそうなのですが・・・。
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背景(お部屋)を作るときに決めたテーマはブルックリンスタイル風。
ブルックリンスタイルとはアメリカ・ニューヨークのブルックリン地区を起源とするインテリアスタイルで、倉庫や工場をリノベーションして居住空間を作り出したような雰囲気が特徴です。
ブルックリンスタイル風のキーワードは「工場」「ヴィンテージ」「レンガ」など。
金属と木材を組み合わせた家具なんかがしっくりきそうです。
買ったこのままの状態(色味)ではブルックリンスタイル風とは名乗れそうにないので、色を塗ることにしました。
用意したのはコチラ。

水性ホビーカラーの赤鉄色(H38)と木目模様のマスキングテープ。
木目模様のマスキングテープは100円均一ショップのDAISOさんで購入しました。
水性ホビーカラーはプラモデルの塗装等に使われるアクリル塗料です。
プラモデルの塗装ではこの水性ホビーカラーの他、タミヤカラーが有名ですね。
なんとなくプラモデルの塗装は「ニオイがキツい!換気必須!」のイメージがあったのですが、どうやらそれは「ラッカー塗料」という種類の話だそうで、「アクリル塗料」は「ラッカー塗料」と比べるとニオイや毒性が抑えられており、安心して使えるのだとか。
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まずはサイドテーブルを天板と脚に分けました。
簡単に外すことができます。

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マスキングテープを貼ると、一気に木製っぽくなりました。

見えなくなるので底の部分には貼らなくてOK。
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次に足の部分に水性ホビーカラーを塗りました。


おぉ~!全然違う!
まるで金属製の脚のよう。
ちなみに水性ホビーカラーは赤鉄色の他にもたくさん金属色の種類があり、ゴールド・シルバー・カッパー・焼鉄色・黒鉄色・メタルブラックなどがラインナップされています。
中でも焼鉄色はつや消しのカラーらしいので、ツヤ感が気になるようなら焼鉄色を使うのも良いかもしれません。
とは言え、今回使用した赤鉄色もツヤ感はあれどギラギラした感じはありませんでした。
水性ホビーカラー自体も、ニオイもほとんどしなくて、とても塗りやすかったです。
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天板と脚を合体!

塗装前と比べると違いは歴然です。

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さっそくお部屋に置いてみました。

アイアン×木材で出来た家具っぽく見えますね。
天板の色がちょっと赤みが強いかな・・・? なんだか、「会議室の机」を小さくしたものみたいにも見える・・・?
天板はもう少し暗い色味の方がブルックリンスタイルに合ったサイドテーブルになりそうです。
いっそのこと天板は廃材みたいな見た目でもいいかも。

難しいなぁ・・・
お部屋にリカちゃんと並べてみました。


う~ん・・・やっぱりテーブル、小さい?
ロータイプのサイドテーブルだとしても、ちょっと小さい???
バランスがいいのか悪いのかイマイチよくわかりません・・・。
あ、突然現れた、テーブルの上に乗っているものは、Seriaさんで見つけたミニチュアのランタンです。
金属製っぽい見た目(実際はプラスチックです)が合うかな?と思って乗せてみました。

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リカちゃんが横に棒立ちになっているのも良くないのかな?
例えば、「リカちゃんがソファーに座っていて、その小脇にサイドテーブルがある」とかだとまた印象が違うかもしれません。
「ラグの上にリカちゃんが座っていて、ピントはリカちゃんに。背景にサイドテーブルが写り込んでいて、背景はぼんやりしている」とかでも良いかも???

難しい~!
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今回のサイドテーブルは失敗ではないけど、成功とも言えない微妙な結果になってしまいました。
水性ホビーカラーの赤鉄色はとても良かったのですが、全体的なサイズがやっぱり合っていないように思います。
インテリアのセンスも必要だし、サイズ感も大事・・・。
なかなか難しいですね・・・。
もう少しうまくできないか考えてみます・・・。
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