こんにちわ、お人形手芸部 部長の三島るぃです。
先日、手芸店でちょっと変わった布地を見つけました。
青い布地。
少し厚みがあって縦にも横にも伸びます。
何より光沢があり、コレは・・・
すごく学校の水着っぽい・・・!!
水着。
今までお友達のMisaちゃんとMisaちゃんの娘ちゃんに「リカちゃんに何か欲しい服ある?」と聞いた際に、何度か言われていた学校のプールの授業の時に着る水着。
型紙ないし、そもそも ”それらしい布地” ってないよね?と思っていた水着。
とうとう ”それらしい布地” に遭遇してしまいました。
これは・・・作ってみるしか・・・
そんな訳で布地を購入。
レシート記載の製品情報を見たところ、布地は東レ株式会社さんの「かがやきストレッチ」という布地だそうです。
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布地を購入したは良いのですが、水着の型紙がありません。
しょうがないのでイチから作ってみることにしました。
以前に購入した「型紙の教科書」は使わず、まさかの自力で作ってみます。
自己流も自己流なので、あまり参考にならないと思いますが一応作った手順を記録として残しておきます。
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まずはリカちゃんをラップでぐるぐる巻きに。
その上から補強のような感じでマスキングテープを貼ります。
次に、身体と肩と脇、それぞれの中心の線がわかるように別のマスキングテープを貼ります。
マスキングテープを使わず油性ペンで書いてもいいのですが、立体にまっすぐ線を引くのは難しいので、マスキングテープを貼るほうが手軽だと思います。
衿ぐり、袖ぐり、足の付け根の部分に油性ペンで水着の出来上がりの線を書きます。
線が引けたら、ラップを外します。
半身部分以外はこの後は使わないので、背中のあたりから切り開いて外すと良いでしょう。
2種類のマスキングテープの境目と油性ペンで書いた線に沿ってカットします。
これが型紙の元になります。
コピー用紙などに型紙の元のラインを書き写し、周りにぬいしろの線を書き足します。
ぬいしろの線は5mm程度あればOK
中心線で半分に折って、切り抜きます。
水着の前と後ろでラインを変えないので、これで型紙が完成です。
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股の線で対称になるように裁断します。
裁断した布地を上下左右にグイグイ引っ張ってみましたが、ほつれがほとんど気にならなかったのでほつれ止め液は使用しなくて大丈夫だと思います。
まずは衿・肩・足の付け根になる部分を5mm程度折り返して縫います。
伸びる布地なので、ミシン針・ミシン糸はニット用のものを使いましょう。
慣れないこともあってか少し縫いにくかったですが・・・がんばって縫います。
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折り返して縫えたら股のところで中表に折り、脇と肩を縫えば水着の完成です!
できた~!
見た目はしっかり水着ですね。
さっそくリカちゃんに着てもらいました。
どこからどう見てもスクール水着。
どこに出しても恥ずかしくない(?)立派なスクール水着です。
脇の線が少し寸胴・・・あまりフィットしていない感じですね。
もっと点線のような感じのラインになった方が水着感あるかも。
伸びる布地なので、脇線はキツいかな?くらいに線を引いても良いかもしれませんね。
とは言え思いのほか上手く出来たので、いくつか作ってMisaちゃんの娘ちゃんたちにもお裾分けしよう。
イチから自作しているので気兼ねなくフリマサイトとかにも出品できそうです。
ちなみに・・・東レ株式会社さんの「かがやきストレッチ」は少し高価なので、もしまた布地を買うところからスタートするなら、似た風合いの2wayトリコット生地を使ったほうがよさそうだな・・・と思いました。
今回のモデルのお人形
今回使用した素材・道具
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