工作感覚で作る リカちゃん着せかえソーイングBOOK のミニトランク

作ってみた

こんにちわ、お人形手芸部 部長の三島るぃです。

「リカちゃん着せかえソーイングBOOK」を手にした時からず~っと気になっていた、P19掲載のミニトランク。
ころんとした形が可愛くて、見るたびに素敵だな・・・と思っていたものの、作製には牛乳パックが必要と言うことで、パック飲料を飲む習慣のない私はなかなか手が出せずにいました。
思いがけず空きパックが手に入ったので、ここぞとばかりに作ってみることに。

いざ作製に取り掛かってみると、縫うのは直線で1ヶ所だけ。
布地を切ったり貼ったりして作るので、お裁縫はあまり得意ではないけど工作は好き!という方なら、楽しく作れると思います。

るぃ部長
るぃ部長

厚紙と布(紙)で作る「カルトナージュ」のような感じです

この作品を提供されている本橋よしえさんが、カルトナージュ(布や紙を使って箱などをデコレーションする工芸)と、カルトナージュをさらに発展させた『布くらふと』の作家さんのようです。

材料はけっこう色々必要です。
本に記載されているものを挙げてみます。

  • 布地3種類
  • 1000mlの牛乳パック
  • 持ち手用テープ
  • ゴムテープ
  • ラインストーン2個
  • ボールチェーン
  • チャーム
  • Cカン

このうち、「ボールチェーン」「チャーム」「Cカン」は出来上がったトランクに付ける飾りに使うので、飾りがなくてもいいや、という場合は省略OK
「ラインストーン」は持ち手に貼る ”飾り” なので、好みによっては省略しても良さそうです。

材料には含まれていませんが、セロハンテープと手芸用ボンドも必要になってきます。

私が用意したのはコチラ。

「ボールチェーン」「チャーム」「Cカン」は用意していません。(あとでやっぱり付けよう、と思ったら買い足し予定)
「ラインストーン」は写真に収めるのを忘れました・・・。
布地は『パフ袖マーメイドワンピース』を作った時に出たハギレを一部活用します。

落ち着いたブラウン系で、エレガントなトランクにしたいと思います♪

本のP19にはそれぞれ違う布地を使用したトランクが3つ載っていて、どれもめちゃくちゃ可愛いです。
同じ布地で作れたら・・・と思いましたが、「リカちゃん着せかえソーイングBOOK」では使用している布地の情報が載っていないので使用されている布地の詳細がわかりません。

真ん中のマカロン柄の布のみ、なんとか有輪商店さんのコチラの布(オックス生地マカロン柄のイエロー)にたどり着けました。

るぃ部長
るぃ部長

他の布地の詳細求む!

まずは土台となる牛乳パックをカット。

パックの3/4弱を使用します。

セロハンテープを駆使して箱を本体を組み立て。

切口がガタついてしまっているからなのか、貼りにくい・・・。
パックのコーティングのおかげで間違って貼ってしまってもキレイにはがせるのが幸いです。

セロハンテープで貼っているだけだからか、ちょっとチカラを入れると壊れてしまいそうで心許ない・・・。
やたらハッキリしているパックの印刷が、布を貼っても透けないか心配です。

布を貼って、上下のフタを合体させました。

薄手の白っぽい布地を使用すると、やっぱりパックの印刷が透けますね。
最終的にはほとんど見えなく(わからなく)なりますが、気になる場合は①パックの印刷面に型紙を貼り付けてカットしたものを使う ②絵具などで塗ってしまってから布を貼る くらいが対処法でしょうか・・・? ※透けなくなるかの検証してはいませんので、試される場合は自己責任でお願いします

トランクの内部(内側)作り。
唯一ミシンを使用する箇所は、コチラの『ゴムを通す部分の三つ折り&ゴムを通した後の両端の処理』です。

直線に縫う

ゴムを縫い留めるところが大変かもしれませんが、直線なので手縫いでも大丈夫かも。

内側完成。

るぃ部長
るぃ部長

エレガントな雰囲気♪

今この記事を書いていて気が付きましたが、布地間違ってます(;´Д`)
丸い方に貼っているバラ柄の布地、本の通り作るなら濃い茶色のバラ柄の布地(『パフ袖マーメイドワンピース』を作った時に出たハギレ)を貼るのが正しいです。
失敗した・・・。

ボンドを塗って内側も組み立てます。

あとは外側の底に布、側面にフタを貼り、持ち手を付けたら完成です♪

セロハンテープで貼り付けただけの時は強度が心許なく感じましたが、布を貼りつけていくにつれ、ガッチリ&シッカリしてきて、心配は全くなくなりました。

持ち手を付けるのが私には少し難しくて、ボンドだと何かで押さえておかないと浮いてきてしまい貼り付けにくく・・・。
ダブルクリップなどでしっかり挟んで乾かすか、もっと手軽にいくなら強力粘着タイプの布用両面テープで貼り付けてしまうと良いと思います。
本ではこの持ち手のところにラインストーンを貼って鋲のような感じにしていますが、私はそこは省略しました。

開けてみるとこんな感じ。

るぃ部長
るぃ部長

めっちゃ素敵!

ただし、初製作だからか私のツメが甘いのか(多分ツメが甘い)けっこうアラが目立ちます。

内フタの脇のこところ、なんだかスキマが開いちゃってるし・・・

トランクを閉じた時、ズレてしまっています。

るぃ部長
るぃ部長

型紙通りにパックを切れていなかったみたい・・・

また、側面・底に使用している布地の水玉模様について、な~んにも考えずに切り貼りしたため・・・

フタを閉じた時に水玉模様がキレイに見えません。
より仕上がりを美しく見せたいなら、アラが目立ちにくい無地の布を使うか、しっかり柄の出方を計算して布を切る必要がありますね。

持ち手については、私の使ってる株式会社amifaさんのテープでは幅が狭く(amifaさんのテープは3mm幅。本で指定されているテープの幅は5mm)トランクの大きさに対して細く見える気もするので、気になる方は本の通り5mmのテープで作製されることをオススメします。

リカちゃんのお友達・さくらちゃんに持ってもらいました。

やっぱりフタのスキマが気になるなぁ。

トランクなので、バッグのように持つと大きめに感じます。

フタのスキマがわかりにくい角度に置きなおし( ´艸`)
色合いはすごく好みです。
本に載っているカラフルな布地を使ったキュートな感じもいいけど、落ち着いた色味も素敵。

スキマのリベンジもしたいし、布地を変えて再チャレンジも考えたいなぁ。
(空きパックを手に入れるところからだけど・・・)

今回のモデルのお人形

本文で紹介しきれなかった素材・材料

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