JeNnYファッションクラブno.1の量産スカートはアバウトな感じが逆に何でも作れそうに思えます

作ってみた

こんにちわ、お人形手芸部 部長の三島るぃです。

今日はジェニーの服のバリエーションをお手軽に増やすべく、JeNnYファッションクラブno.1のP40にある「一気に増やす講座」に掲載されているスカートを作ってみました。

この「一気に増やす講座」・・・no1にはパンツとスカートが載っています。
パンツは半年くらい前に2パターンで作ってみました。

パンツの時もそうでしたが、今回のスカートも「好きな布を用意します」とあり、特に布地の指定はありません。
他にも「お好みで~」や「○○をしてみるのもいいですね」など、色々な個所を作り手であるコチラに委ねるような書き方が結構ある印象です。
『布地:シーチング(見本は△△株式会社の□□という布地を使用しています)』と、使用している布地の銘柄までシッカリ教えてくれる昨今のレシピ本を見慣れている身としてはいささかアバウトに感じますが、逆にこのアバウトさが子ども(※多分JeNnYファッションクラブは子ども(とその親)をメインの読者としている)の想像力や工夫力を掻き立てるのではないかと。

白×緑の先染めチェックで作ることにしました。
材料はスカートにしたい布地(白×緑の先染めチェック)とスナップボタンです。

友達の娘ちゃんがデザインしてくれた服を作るときに使った布地の余りです。

本では厚手の布は不向きギャザースカートに向きそうな布との指定?注意書き?があります。

るぃ部長
るぃ部長

いきなりアバウトだなぁ・・・

ローン・ブロード/ソフトブロード・スケアーあたりがギャザースカートに向きそうな生地、サテン(扱いにくい)・シーチングでギリギリかなぁ? というのが私の体感です。あくまで私の体感です・・・。

ベルト布とスカート本体布に裁断。

なんかこの画像だけ色味が違う・・・

ベルト布、スカート本体布ともに寸法が記載されていますが、ギャザー量や丈を変えたい時は(スカート本体布を)ジェニーにあてて決めましょう・・・と、コチラも「アナタのアレンジで素敵なスカートを作ってね☆」みたいな感じで委ねられます。

私は今回、1着だけを作る予定なので布地は1種類だけですが、一気に作る講座と銘打っているだけあって、本誌では布を次々続けて縫って一度に7着完成させる手順となっています。
ちょっと何を言っているかわからないかもしれませんが、裾を縫ったりベルト布をつけたりする工程を、7着分の布地を連ねて行います。

るぃ部長
るぃ部長

「一気に増やす」に偽りナシ!

色んな布を一度に縫うって、布の色味によってはミシン糸が目立ってしまうのでは? そんな疑問に対しては透明のミシン糸の使用をオススメされています。

ギャザーの寄せ方は記載なし。(「縮めます」の一文だけ)
今の私は検索もできるしわかりますが、昭和61年当時の小学生や、小学生時代の私では「縮めます」のヒトコトでの理解が難しかったのでは・・・。

るぃ部長
るぃ部長

ある意味アバウトな書き方・・・かも

ベルト布をつけたら途中まで中表にして縫い合わせます。
後ろ開きの位置は記載なし。
アバウトに目分量で決めます。

スナップボタンをつけたら完成です♪

レースやフリルなどの装飾をつけなかったので、めっちゃシンプルです。

まっすぐ縫うところばかりなので手縫いでも大丈夫そう

ジェニーに着てもらいました。

るぃ部長
るぃ部長

イイネ!

グリーンのチェックが爽やかです。
丈はちょっと好みによるかな???

毎度のように言ってますが・・・ジェニー、足長いなぁ・・・。

リカちゃんにも着てもらったところ・・・

足先が隠れて、超ロングスカートに( ´艸`)
ジェニーと同じ靴を履いてもらっているのですが、全く見えません。
「立たせられないほど長い」訳ではないので、これはこれでアリかな?

ウエストサイズは全く問題ありませんでした。
それこそ本誌にあるように、(スカート本体布を)リカちゃんにあてて長さを変更して作ってもいいかもしれませんね。

本の記載・・・「色々アバウト」について、Fumi部員から「当時の事情も大きいのでは?」との意見がありました。

Fumi部員
Fumi部員

地方では品物を豊富に選べる感じではなかったんです

当時Fumi部員は近畿圏の田舎に位置する小さな町に住んでいたのですが、『町の小さな手芸店』では取り扱われている布地の種類も豊富ではなく、50cm・1mでカットされた布地の取り扱いもなく、布地自体を取り寄せるなんてこともなかったそう。

Fumi部員
Fumi部員

お店も反物(ロール)で仕入れるでしょうし、個人で数十cmだけを購入する発想も仕組みもなかったように思います

布地はだいだい1m以上で購入するのが普通だったので、今の部長のように10cm・20cmと少数購入する方がFumi部員には不思議に見えているとのこと。

確かに、今回の一気に増やす講座P41にも「布はたいてい1m以上で買うもの」という記載があります。

Fumi部員
Fumi部員

レースなんかも近所には全然なかったですよ

お住いの都道府県や、1つの県の中でも都市部住まいか郊外住まいかでだいぶ手に入れられる布地や副資材の種類が異なったのでは?という予想でした。

るぃ部長
るぃ部長

確かに・・・

言われてみれば、私も布地に限らず、雑誌に載っているもの(服やおもちゃ)を近所ではほとんど見かけたことありませんでした。

何回か書いていますが・・・ジェニーフレンドを置いているお店がなくて、現物を見たことがないあまり子どもの頃の部長は『ジェニーフレンドは雑誌用にタカラが用意しているものであって、実際の子どもは買えない(タカラの会社にしかない)もの』と思ってましたし・・・。

Fumi部員
Fumi部員

だから、使用の布を限定してしまうと困るお子さんと親御さんが出てくることを考えてのことかもしれませんよ

るぃ部長
るぃ部長

なるほど、そういう面もあったのかもね

今回のモデルのお人形

本文で紹介しきれなかった素材

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