こんにちわ、お人形手芸部 部長の三島るぃです。
今回は「フォトジェニックリカ 今着たい服」P8・12・14掲載のナロースカートと、P18掲載のメタルクラッチを作ってみました。
今まであまり小物は作っていなかったので、このあたりでリカちゃんにカバンを持ってもらおうと思います。
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ナロースカート
使用する生地はコチラ。

黒のスムースニットです。
本の中ではP12のナロースカートが黒色で、生地は「30sハイゲージ天竺」を使用しています。
スムースニットと天竺ではスムースニットの方が厚みがあるそうなのですが・・・どちらもいわゆる「ニット生地」なので、多分似たような見た目に出来上がるのではないかと。
ちなみに、P12で使用されている布地は「30sハイゲージ天竺」のブラック(色番号20)で、布地のお店・ソールパーノさんで扱っているコチラの生地だそうです。
裁断。

身体に沿った細身のシルエットが特徴のナロースカートなので、生地も細いですね。
あまりキツい曲線もないのでニット地が苦手でも縫いやすそう。
レシピによっては「ニット生地はほつれにくいのでほつれ止め液は不要」となっているものもありますが、コチラのレシピでは布端にほつれ止め液を塗っておくように書いてあります。
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左右を縫い合わせ、裾とウエストの端を縫いました。
黒の糸がなくて濃いグレーの糸を使っています。
ウエストにはゴムを通します。
曲線が緩めで縫い合わせやすいです。(ニット地を使うので縫う時に伸びそうなのが心配なくらい)
多分この本のレシピの中でも作りやすい部類になるのではないかと思います。
ただ・・・黒地はめちゃくちゃ縫い目が見づらいです。
型紙も写しにくいし、けっこう大変でした。
こだわりがないなら黒地や黒に近い色の布地ではなく、薄い色味や明るい色味の布地を選んだ方が作りやすいかも。
ちなみに、他のページに出ているナロースカートも生地は同じ「30sハイゲージ天竺」で、カラーはレッド(色番号14)とミント(色番号26)が使用されています。
ゴムを通した後は、後ろを縫い合わせて裾の開き部分を処理すれば・・・完成!

ニット地を使うので縫う時に伸びそうなのが心配なくらいで、その部分さえ問題ないならば、曲線も緩めで縫い合わせやすく、多分この本のレシピの中でも作りやすい部類になるのではないかと思います。
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メタルクラッチ
メタルクラッチというのは金色&銀色のフェイクレザーを使っているからついている名称のようです。
部長は100円均一ショップのDAISOさんで購入した「合皮はぎれ -ベーシック系-」を使うことにしたため、出来上がるのはメタルではなく普通のクラッチバッグです。

本の材料欄に「ひも留め金具(1cm幅)」と書かれていた金具は、私が見たお店では「リボン止め金具」という名前になっていました。
そっくりな見た目でワニカン・ワニ口(ワニくち?ワニぐち?)という名前のものもあり、ちょっと混乱。
本来の用途(ひも留め・リボン留め)に使うのではなく装飾目的なので、見た目がそれっぽかったら問題ないのかな、とは思います。
長方形に切った合皮にひも留め金具を挟んだら、折ってボンドで貼り合わせるだけで完成します。

簡単なのに、めっちゃ本格的な見た目のクラッチバッグが出来上がりました。
ボンドを貼る際に浮いてきてしまうので、ダブルクリップなどでしっかり挟んで乾かすと良いと思います。(合皮によってはクリップ跡がついてしまうので注意)
合皮が5色、金具も5個あるので色違いで5色作るのもよかったのですが・・・今回はキャメルとダークグレー(なのかな?ちょっと青っぽい気もする・・・)の2色で作りました。
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フォトジェニックリカちゃんに着てもらいました。


え、カッコいい
トップスは先々週作製のシアー長袖シャツ、サンダルは先週知り合いに頂戴したものです。


あの時合わせたチノパンより、今回みたいな濃い色のボトムスの方が合いますね!


ハンドパーツは、初期状態のものよりハンドパーツセット真ん中のものに変えたほうが持たせやすかったです。

カバンの切り口が白っぽく見えているのは少し好みが分かれそう。
濃い色味の合皮だと切り口が目立ってしまうので、黒のマジックで切り口をなぞったりして目立たなくしてもいいかもしれませんね。(私はあまり気になりませんが・・・)
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スカートはウエストゴムなこともあって、もちろん通常のリカちゃんも問題なく着用できました。

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今回のモデルのお人形
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本文で紹介しきれなかった素材・道具
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