※今回のブログを書くにあたり、イラストを描いてくれた友達の娘ちゃん(と友達)にはイラスト・写真等の掲載許可をいただいております
こんにちわ、お人形手芸部 部長の三島るぃです。
友達の娘ちゃんがリカちゃんの服のデザイン画を描いてくれたので、今持てる限りのスキルを使って(大げさ)なんとか再現できるところまで再現してみました。
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まずは青地に赤のハートが散りばめられているスカートに、イメージの近い生地を探すところから始めました。
が。
探してみたけど見つからない…。
白地に赤いハート、白地に青いハート、青地に白いハートの生地はあったけど、青地に赤!
青地に赤が見つからない…。
いきなりつまずきそうになり、どうしたものかとあれこれネット検索していたらこんなものを見つけました。
アイロン接着の赤いハート。
私はメルカリさんで発見したのですが、調べてみると東京BestStyleさんというところの商品のようです。
公式サイトでの販売は2022年5月7日現在は休止中で、フリマサイトやハンドメイドマーケットで販売されているようですね。
ハートがいっぱいに、羽にダイヤモンド。
Misaちゃんの娘ちゃんがデザインしてくれた服は、腕や足にもアクセサリーがついている煌びやかなデザインなので、このキラキラ☆ラメのアイロン接着ハートと、服自体にはサテン生地を使うことにしました。
まずは青のサテン生地にミントグリーンのフリルをつけ、ラメの赤ハートをアイロンで貼っていきます。
シートの赤ハートはハートが上下互い違いに配置されている上に1つ1つの間隔が狭いので、切って置いてアイロン接着して…が地味に大変な作業でした。
リカちゃんサイズの布の大きさでよかった。
人間サイズでこのハート接着をするんだったら、全部をつけ終わる前に気力のほうが先に尽きてしまいそう。
ここまで作っただけで、だいぶデザイン画に近いような気がしてきました。
もうちょっとハートを上までつけてもよかったかもしれませんが、ギャザーを寄せたときにハートが剝がれてくる(剥がれやすくなる)ような気がして、位置を下げました。
続いてトップス。
ハートのチャームは、デザイン画に近いものを探し出してゲット!
ただ、枠はハートだけどストーンはオーバル型。
ストーンの形もハートだったら完璧だったんですけど、発見したのはネイル用で小さすぎたり、お人形手芸とは別のハンドメイド用でリカちゃんの服には大きすぎたりして、なかなかちょうどいいサイズがなくて。
ハートに羽のついたチャームを作れるレジン型もあったのですが、そこまでは手が出せなかったので、こちらのチャームとなりました。
ダイヤモンドはたまたま持っていたシール(確か100円均一のSeria(セリア)さんで買ったもの)がイメージにぴったりだったので、布と塩ビや布と金属もくっつけられる多用途ボンドで接着しました。
このボンドがすごく強力で、ちょっとやそっとひっぱったくらいでは取れる気配がありません。
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チャームとダイヤモンドがついているため、ベアトップでは重さで布が前にべろーんと下がってしまうので、先日作った『ジェニーのパーティードレス』のチェックのワンピースの型紙を流用して、ホルターネックのワンピースにすることにしました。
関連記事 【作ってみた】チェックじゃない布で作った「ジェニーのパーティードレス」のチェックのワンピース
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そして、忘れてはいけないのが帽子。
布の帽子は今まで1度も作ったことがなかったので、こちらは「リカちゃん 着せかえソーイングBOOK2」に載っていたキャップの型紙を使い、”つば”をつけずに作ったものにラインストーンを貼りました。
最初は全体にビーズを縫い留める予定だったのですが、いざ縫い留めようとすると、ビースの色がサテンの色に負けて沈んで見えてしまう…。
むか~しに買ったスワロフスキー社製ラインストーンがあったので試しにつけてみたところ、さすがスワロフスキー社のラインストーン!
サテン生地に負けないキラッキラの輝き。
接着には、ここでもさっきの多用途ボンドが大活躍しました。
いい買い物したな…。
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そんな訳で、様々な試行錯誤の末、ついに完成いたしました。
まずは、元になったデザイン画。
出来上がったのが、こちら。
いかがでしょうか…?
靴は既製品です。
アクセサリーは丸小ビーズとグラスカットビーズを組み合わせて作成しました。
同じものを腕にも装着。
ピンクのリボンをベルトにし、アクセサリーに使ったのと同じグラスカットビーズを縫い留めました。
首のアクセサリーは、Tピンにグラスカットビーズを通したものを、ホルターネックに縫い留め。
ピアスは9ピンとグラスカットビーズで作成しました。
襟に見える羽だけがどうしても再現できず…そこだけは申し訳ない結果になってしまいました。
正面からではわかりませんが、腰のほうの羽はちゃんとつけています。
天使の羽は再現できなかった…いや、それっぽいものはあったのですが、横に広がる大きな羽をつけちゃうと脱ぎ着させ辛いんですよね。
頻繁に着せ替えさせるのが前提なので折れたり取れたりしてしまいそうなので、小ぶりの羽にしました。
だいぶ再現できたと思います!(思いたい!)
今回のモデルのお人形
今回使用した素材・道具
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