リカちゃん着せかえソーイングBOOK3の裾フリルタイトドレスを作ってみた

22cmドール女の子(リカちゃん)

こんにちわ、お人形手芸部 部長の三島るぃです。
毎日暑くて通勤が苦痛でたまりません・・・。
みなさま、暑さ対策と水分補給・塩分補給をしっかりして、共に生き抜きましょう・・・!

今回は、「リカちゃん着せかえソーイングBOOK3」P28・29掲載の裾フリルタイトドレスを作ってみました。

本で使用されているのは、どれも布地のお店・ソールパーノさんで扱っている布地です。
ドレスの布地は60sサテン。
本では「60sサテン」となっているところ、ソールパーノさんのサイトでは「綿サテン」の「ピュアブラック」という表記になっています。

サテン生地と言うと、ポリエステル製またはナイロン製のキラキラ!ツヤツヤ!した布地というイメージがある方も多いと思いますが、コチラのサテン生地はコットンで出来ているので「光りすぎない、上品なほどよい質感」、ローンほどの厚みのため初心者さんでも扱いやすい布地になっているとのこと。
確かに「リカちゃん着せかえソーイングBOOK3」P28・29のドレスの写真も光沢が強いようには見えません。

フリル部分はラメチュールレースの20番。(ブラック)
コチラも、ギラギラしすぎない上品なラメが華やかです。

この黒がメインのクールなドレスの胸元に、ピンクのサテンリボンが甘いアクセントに加わったデザインとなっています。

それに対して、今回私が用意したのはコチラ。

濃いこげ茶のソフトブロード生地と茶色のオーガンジー生地、それに濃いこげ茶のサテンリボンです。
本で60sサテンが使われている部分をソフトブロード、ラメチュールレースが使われているところをオーガンジーで作ります。

るぃ部長
るぃ部長

全てが茶色い

トップスは、前身ごろと後ろ身ごろを肩で縫い合わせるパターン。
前身ごろと後ろ身ごろどちらにもダーツが入っていて、身体にフィットするようになっています。

トップスは最後に付けるリボン以外は装飾のないシンプルなものなので、そんなに苦労せずに作れました。

タイトシルエットなため、スカートにも前後にダーツが入っています。

この裾にフリルをつけます。
オーガンジー生地をカットしました。

本で使っているチュールレースはほつれないので「ほつれ止め液」は不要。
オーガンジー生地はほつれてくるので、「ほつれ止め液」はあった(塗った)方が安心。それでもちょっとほつれてくるけど・・・
カット自体をヒートカッター(マークカッター)で済ませてしまうのも良いと思います。

半分に折ったら、ギャザーを寄せて、スカートと縫い合わせます。
半分に折る時にアイロンをかける場合は設定温度に注意!
オーガンジー生地は熱に弱いので、もしアイロンをかけるなら必ず低温設定にして、当て布をするようにしましょう。
抑えミシンをしたら、スカート部分の完成です。

トップス部分とスカート部分が出来上がったら、合体!

あとは、後ろの開きに面ファスナーをつけ、腰と胸にリボンをつけたら完成です♪

後ろは全開。
スカートや身ごろの途中に あきどまり はなく、全部開くようになっています。
身体にフィットするタイトシルエットなので途中に あきどまり があると着せにくいのだと思います。

リボンは縫い付けるのではなく、『手芸用ボンドで貼る』となっています。
が、私は布用の強力両面テープで貼りました。
ボンドより貼り付けやすくて良かったです。

リカちゃんに着てもらいました。

るぃ部長
るぃ部長

あら~、エレガントじゃない♪

サテンリボンは光沢があるけど、暗めの色だからかギラついた感じはなく良いアクセントになっています。

透け感のあるフリルもオシャレ。
張りのあるオーガンジー生地だからか、本のラメチュールのフリルより広がっています。

「リカちゃん着せかえソーイングBOOK3」P28のリカちゃんは、ドレスの他に、ヘッドドレスとロンググローブ、クラッチバッグを身に付けていて、素敵なパーティースタイルになっています。
クラッチバッグはキレイに持たせておけるか心配だけど(私の持たせ方が悪いのかすぐに落ちちゃう)ヘッドドレスとロンググローブは、あったらもっとエレガントさが増しそうです。
幸い、今回使用したオーガンジー生地はまだまだ残っているので、次回、ヘッドドレスとロンググローブも作ってみようと思います。

今回のモデルのお人形

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