「リカちゃん着せかえソーイングBOOK2」キャップを作ってみた

作ってみた

こんにちわ、お人形手芸部 部長の三島るぃです。

先月に続いて2つ目の帽子を作ることにしました。
「リカちゃん着せかえソーイングBOOK2」P12・P13掲載のキャップです♪

先月「チューリップハット」を作った時にも書きましたが、私はまつりつけ(手縫い)が苦手。
帽子のレシピでは「トップクラウンとサイドクラウン」「クラウンとブリム」このどちらか、もしくは両方を円形にまつりつける(手縫い)工程のあるものが多いので、帽子の作製自体を敬遠気味にしていました。
「チューリップハット」はまつりつけの必要がなくて、ほぼほぼミシンで完結することからチャレンジしてみたんですよね。

で、今回。

家にあるレシピ本を色々見ていたら、あるではないですか!まつりつけのいらない帽子!
それが、この「リカちゃん着せかえソーイングBOOK2」P12・P13掲載のキャップです。
クラウン部分を6枚はぎ合わせる必要はありますが、その点に関しては「チューリップハット」で経験済みなので、もしかしたら前回より作りやすいかも・・・!?

布地はコチラ。

紺のソフトブロードと、紺地に水玉模様の(多分)木綿。
水玉模様の方の布地は去年、お友達のMisaちゃん宅にお邪魔した際にいただいたハギレです。

本には、黒・茶・デニムっぽい青の3つのキャップが載っていますが、布地の詳細は記載がなく「綿」とだけ書いてあります。
材料はこの布地の他に、ツルツルしていないリボンが20cmほど。
飾りをつけたい場合は飾り用の布地なども用意しましょう。

裁断しました。

クラウンの部分が6枚、つば(ブリム)の部分が2枚です。

6枚のうち、2枚を紺色・4枚を水玉にしているのはこんな感じの・・・正面とその他で布を変えてみたかったからです。

色が似た系統の布地2種類にしたけど、もうちょっとハッキリ色味の違う2種類にしてもよかったかな?

クラウン部分とブリム部分とを、それぞれ縫いました。

クラウン部分は「チューリップハット」の時と同じ要領だったので、悩むことなく縫えました。
縫い代の処理は少し違っていて、「チューリップハット」では縫い代を開きましたが、今回の「キャップ」では縫い代を途中から片側に倒します。

クラウン部分とブリム部分を合体。

織った縫い代はボンドで貼り、その上からさらにリボンを貼ります。

リボンは『ツルツルしていないもの』ということなので、グログランリボンを使いました。
帽子本体と同じような紺色のリボンがあれば良かったけど残念ながら手持ちのリボンにちょうどいい紺色のものがなかったので、こげ茶色のリボンを使用。
被ってしまえばリボンは見えなくなるはずなので、例えば表布が薄手の白地のところリボンが濃い目の赤(表から透けてしまう)・・・みたいな組み合わせでなければ、特に色は気にしなくてもいいんじゃないかなと思います。

最後に、てっぺんに丸く切った布をボタンに見立てて貼れば完成です♪

私は横着して、布地はなく3mmサイズのホットフィックス(熱接着できるラインストーン)をつけてみました。
黒を使ったらめっちゃ見えにくい・・・。
よ~~~く見ないとわかりませんが、てっぺんに黒い丸いのが付いています。

本の写真では、クラウンの側面や正面に四角く切った布を貼ったり、丸く切って缶バッジみたいに見える布地を貼ったりしています。
私は、一旦はこの何もない状態で完成としました。

リカちゃんに被ってもらいました。

るぃ部長
るぃ部長

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カジュアル系ファッションにしたくて、白Tシャツ+ジーンズ+スニーカーに合わせてみました。
白Tシャツは今月minneで販売している白Tシャツ(22cmドール用)の試作品、ジーンズは以前作った「リカちゃん着せかえソーイングBOOK」のパンツです。

帽子単体で見ると色が濃くて「もう少し明るい色味の布地を使っても良かったかな?」と一瞬頭によぎっていたのですが・・・別に暗い感じにもならないし、派手すぎなくていい感じです。

グログランリボンはきちんと隠れているので、横から見てもわかりません。

少し浅めの斜めかぶりで ”こなれ感” を演出?

深めに被ってメガネをかけたら、芸能人のオフタイムみたいになりました。

ソフトブロードは縫いやすく、楽しく作れました。
ただ、少し薄手な分、全体的にちょっと頼りなく感じる方もいるかもしれません。(特にブリムの部分が薄く感じるかも)

あまり厚みのある布地で作ると、トップのところとブリムを縫い付けるところが分厚くなってしまうので大変かもしれませんが、シーチングや薄手のツイルくらいなら問題なく作れるのではないかと思います。

今回のモデルのお人形

靴・小物

本文で紹介しきれなかった素材・道具

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