こんにちわ、お人形手芸部 部長の三島るぃです。

しばらくワンピース作ってないな
ふとそう思ってブログを見返してみたら、最後にワンピースを作ったのは半年前ということがわかりました。
知り合いの娘さんがデザインしてくれたドレスを作ったのを最後に、この半年はずっとトップスとボトムを別々で作っていたみたいです。
そんな訳で、久しぶりにワンピースを作ることにしました。
「今すぐ作りたいリカちゃんの着せかえ服」P17掲載の「パフ袖マーメイドワンピース」です。
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本に記載の材料は以下の通り。
- 表布
- 見返し用ソフトチュール
- 0.6mm幅リボン
- ミニバックル
- 面ファスナー
本では表布にラシックドールのロマンティックレース(グレー)が使用されています。
以前当ブログでもご紹介した、手芸用品の販売メーカーとして有名な清原株式会社さんから出ているドール用の布地ですね。
大人っぽくて素敵なグレーに、レースの模様が美しいです。
いつか使ってみたいシリーズの布地ではあるのですが、使用されているグレーが人気なのか・・・色々なお店で売り切れになっていたこともあり、私は家にある布地で作ることにしました。

ベージュ地にエレガントなバラが咲いています。
リカちゃんにはちょっと柄が大きいかも?
おそらくシーチング(どこから我が家にやってきた布地なのかは今回も不明。多分はぎれセットみたいなのに入っていた布)。
本で使用されているラシックドールのロマンティックレースもシーチングなので、「生地の厚みが原因で本のように作れない!」という事態は避けられそうです。
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まずはトップス部分。
前身ごろと後ろ身ごろが一体化したデザインで、前後4ヶ所にダーツが入っています。

ここに袖をつけます。
この袖が(私基準で)このワンピース1番の難関。
お洋服の名前にある通り「パフ袖」・・・肩(や袖口)にギャザーもしくはタックを入れて、ふんわりと膨らませた袖になっているのです。
スカートにギャザーを寄せるのには慣れてきましたが、小さい袖の上下にギャザーを入れて縫い合わせるのは難易度が高いです。
袖口のほうのギャザーは寄せると真っすぐに近くなり、カフスと直線で縫い合わせるので、そこまで難易度は高くありません。
厳しいのは肩のほう。
ただでさえ縫い合わせにくい肩、袖にはギャザーを寄せてあるので難易度が跳ね上がります。

幸い、肩の全てにギャザーを寄せる必要はなく(袖山のあたりのみ)型紙の身ごろと袖には「合印」がついているので、しっかり印を合わせれば、あとは頑張り次第でなんとかなりそうです。

その頑張りが大変なんだけど・・・
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頑張って縫い合わせました。

思いのほかいい感じに袖が膨らんでいます。(角度を変えてよく見たらちょっと失敗してる・・・)
トップス部分は一旦ここで置いておきます。
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ボトム(スカート)部分。

前1枚・前脇2枚・後ろ脇2枚・後ろ2枚、計7枚あるので多いです。
パーツは多いけど、マーメイドスカートのためラインは緩やか。
縫い合わせるのはそんなに大変ではありませんでした。

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トップス部分とボトム(スカート)部分を縫い合わせます。

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後ろは全開になっています。
先に面ファスナーを縫い付けた後、ミニバックルを通したリボンをウエストに手芸ボンドで貼り付ければ・・・完成!

本では、グレー?シルバー?の色のリボンを使っていましたが、私は生地のバラの色に合わせてワインレッドのリボンを使用。
バックルは持っていなかったので・・・先日、仕事関係の知り合いの方に教えてもらって行った「素材博覧会」というイベントで、M’s decoさんというブースで購入したミニボタンを縫い留めてみました。

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リカちゃんに着てもらいました。


エレガント!
バッグはモデルをしてくれているリカちゃんに付属していたもの、パンプスは去年LC大阪で購入したものです。

がんばったパフスリーブもいい感じ!
キレイに丸くふんわり膨らんでいます。
膨らみのおかげで、肩に掛けたバッグが落ちにくいのが地味にうれしい(笑)
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キラキラ♪
ブローチみたいに、胸元に付けてもオシャレかもしれないですね。

足元。
美しいマーメイドラインです。
袖が難関でしたが、「合印」をきちんとつけて慎重にやれば私でも付けられました!
今回のモデルのお人形・バッグ
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