ジェニーに待機服を作ってみた

こんにちわ、お人形手芸部部長の三島るぃです。

突然ですが、皆さん「待機服」ってご存じでしょうか？
私は最近まで全く知らなかったのですが･･･去年購入したリトルファクトリーさん製の「2024年ハロィンモデルリカちゃん」が着ている白い体操服のようなお洋服、こちらを「待機服」と呼ぶそうです。

何でも、お人形に色柄物のお洋服を着せっぱなしにしていると、ボディに色移りしてしまうことがあるらしく、それを防ぐために普段（保管時など）に着せておく白いお洋服のことを「待機服」と言うんだとか。

レシピ本でも、デニム素材の服なんかには「着せっぱなしにしていると色移りすることがあります」なんて注意書きがされていることがあります。
ところが色移りは色の濃い洋服の専売特許ではないようで、黄色など淡めの色合いのお洋服でも色移りは起こりえるそうなんです。
その話を聞いてから、色移りを恐れまくった私はリカちゃんもジェニーも、下着1枚にして保管していたのですが･･･。

るぃ部長

見た目がなんだか可哀想･･･

お人形とは言え、年頃の女の子を下着1枚で置いておくのはどうなんだろう、と思っていたんですよね。

そんな中知った、「待機服」
これは良い！とばかりに、ジェニー用の「待機服」を作ることにしました。

「わたしのドールブック　ジェニー no.2 手作りドレス教室」P19掲載の「ビスチェ」と「フレアーパンティ」です。

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「待機服」という言い方はお人形界隈の専門用語なのか？そのあたりは調べてみてもよくわからなかったのですが、白い布で出来た服、という他は特に「こういったものを待機服と言う」というルールはないようです。

なので、今回は家にあった白い残り布を使うことにしました。

母がポーチか巾着を作るときに内袋用の布として購入していた布の残りです。
ラッカープリントのスケア生地とのこと。
全く同じものは探せなかったのですが、下のリンクのような布地です。

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ビスチェ

レシピ本では水玉プリントの水色のコットン地と8ｍｍ幅のレース、飾り用に2mm幅のリボンを使っています。

まずはレースを縫い付け。
細い幅のレースは5ｍｍのものしかなかったので、買い足さずに5ｍｍ幅のレースを使いました。

型紙に切り込み線は入っていませんが、センターの部分と胸の上にくるあたりに少し切り込みを入れたほうがキレイに縫いしろを折れると思います。

レースのセンター部分は「つまむ」と書かれています。
ところが、私の使ったレースの幅が狭かったのかデザインのせいか･･･つまめる感じが全くせず、無理につまむとおかしなことになってしまいそうだったので、つままずそのままにしました。

「ペラッとした1枚の布」だったものが、ダーツを入れると一気に立体的に。

下と左右の縫いしろを折ってミシンで縫い、飾りのレースを肩紐にすれば 完成です♪

肩紐は8ｍｍ幅のレースを5ｍｍ幅にカットして使うように指示があります。
今回は使用しているレースが5ｍｍ幅なので、カットせずにそのまま使っています。

るぃ部長

リボンつけるの忘れとる

センターに2ｍｍ幅のリボンを縫い付けるのが本来の形です。

想像していたよりサクサク作ることが出来ました。
ちょっと気になったのは、縫いしろが3ｍｍしかないことと、肩紐をつける位置の指示が一切ないことです。
縫いしろ3ｍｍ･･･よく手にする型紙では縫いしろは5ｍｍとってあることがほとんどなので、すごく小さく（狭く）感じました。
肩紐の位置は型紙にも作り方ページにも書いておらず、「各自で良いと思う場所に付けてね！」という感じなので、戸惑います(；－ω－)