「ジェニーのパーティードレス」のメンズパンツは少しの手間でワンランク上の出来上がりです!

作ってみた

こんにちわ、お人形手芸部 部長の三島るぃです。

今回は、リカちゃんのパパことピエール氏のために、「わたしのドールブック ジェニー no.1 パーティードレス」P54・55に掲載されているメンズサイズ(ジェニーボーイフレンドサイズ)のパンツを作ってみました♪

我が家の第1号男性ドールのリカちゃんパパこと香山ピエール氏は、今年の4月にやって来て以降ずっと初期状態のまま過ごしておられます。

2024年9月16日現在のピエール氏

ここいらでパンツくらいは着替えていただきましょう。
ガッツリ比べた訳ではないので詳細はわかりませんが、ほぼ同サイズと思われるジェニーボーイフレンドの洋服のレシピならピエール氏も着られるはずです。

生地はソフトブロードのベージュにしました。

「わたしのドールブック ジェニー no.1 パーティードレス」P54・55では、ジェニーボーイフレンドのレイフ氏(黒髪)が濃いグレーのブロード生地、ジェニーボーイフレンドのジェフ氏が黒のギャバジン地のパンツにタキシードやピンタックシャツ等を合わせて、素敵に着飾ったジェニー達をエスコートしています。
写真奥に、もう1組レイフ氏(金髪)と、多分リナさんと思われるジェニーフレンドさんが写っているのですが、そちらは情報の記載がありません。
おそらく同じ&前のページに載っている洋服の色違いを着ているのだと思われます。

基本的にリカちゃんやジェニーのパンツのレシピって、前パンツ2枚・後ろパンツ2枚を縫い合わせてベルトをつけるパターンか、前パンツ2枚・後ろパンツ2枚を縫い合わせて腰の部分にゴムを通すor縫い付けるパターンがほとんどだと思います。

丈がショートだったりロングだったり、パンツの筒になる部分が太かったり細かったり裾に向かって広がっていたりで仕上がりが変わってくることがほとんどで、構造や全体のシルエット自体はシンプルなものが多い印象です。

ところがこのレシピのパンツは、”パーティードレス”のレシピ本に載っているだけあって、なかなか凝ったデザインをしています。

コチラは後ろパンツを縫い合わせたところ。

しっかりめのセンタープレスに加え、後ろパンツにヨーク(洋服の切り替え部分や、切り替えるために用いられる布。耐久性や着心地の向上、装飾が目的になることが多い・・・が、お人形の服なので耐久性や着心地の向上ではなく完全に装飾が目的)がついていて、ポケット口に見立てた布地が挟んであります。

縫い合わせは直線ばかりなのもあってさほど難しくないのですが、この手間があることで見た目がワンランクもツーランクもアップ!


パンツ自体は何度か作っていることもあって、比較的サクサクと完成させられました。

前側。

両サイドにタックが入れてあって、ポケットもあります。
股上にステッチが入ることでお洋服のリアル感が増しますね。

この、ベルトのところと股上の始まりの当たりにスナップボタンを2つつけた前留めになっています。
横着してベルトのところのスナップボタン1つで済ませようとしたところ、服を着せた時に前が開いてしまって、めちゃくちゃ不格好だったので、省略したり節約したりせずにレシピ通りにスナップボタンは2箇所につけることをオススメします。
アレンジできる方だったら、マジックテープ留めに変更してもいいかもしれませんね。

さっそくピエール氏に履いてもらいました。

ジーンズからチノパンに履き替えた感じ。
裾の長さ、サイズはぴったりですね。

ただ、シャツを出してしまうとせっかくの凝った部分が全部隠れてしまう・・・。

しょうがないので、インしてみました。

るぃ部長
るぃ部長

ダッッッッサ・・・!

そこはかとなくダサいですが、ぴったりサイズということは伝わるかと。

シャツをインすることで、全体的なオシャレさと引き換えに後ろパンツの装飾もバッチリわかります。
パンツに上質(上等)感がありますね。

ポケットには手も入れられます・・・が、着た状態では腕の角度もあって手を入れるのが難しいです。
飾りポケットじゃないのがすごい。

ただ、せっかくカッコいいパンツが出来たのに・・・

るぃ部長
るぃ部長

ピンクのシャツのインパクトが強すぎる気がします

現在の我が家のピエール氏では、せっかくのパンツより、なんだかどうしてもHolidayと書かれたピンクのシャツに目が行ってしまうことが判明しましたが、パンツだけ見るとすごくオシャレで素敵です。

前パンツのタックや股上・脇に入れるステッチ、後ろパンツの装飾などが見た目をワンランクもツーランクもアップさせています。

次はトップスに挑戦して、ピエール氏にピンクシャツを脱ぎ捨てていただこうと思います。( ´艸`)

今回のモデルのお人形

本文中で紹介しきれなかった素材・道具

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