こんにちわ、お人形手芸部 部長の三島るぃです。
友達のMisaちゃんの娘ちゃん達リクエストで、わんだふるぷりきゅあ! の変身後のコスチュームを、リカちゃんサイズで作ることになりました。
作成前に、Misaちゃんと事前に擦り合わせた内容を復習します。
①服のみ
②アクセサリーや靴、小物はナシ
③細かい部分の再現ナシ、省略可能
この3条件にプラスして、やってみたけど上手く出来なかった場合は「メインカラーの布地で作ったワンピースにでっかいリボンがついたもの」を作るので、それをプリキュアに見立てて遊んでもらう・・・ということになっています。
これだけの条件を揃えておいても、それっぽいものが作れるかどうかはわからず・・・。
いきなり布を切り始める訳にもいかないので(絶対失敗する)、わんだふるぷりきゅあ! の変身後コスチュームを見ながら、あれやこれや考えていこうと思います。
色々準備も必要なはずなので、それも合わせてやっていくぞ~!
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プリキュアについて色々
まずはアニメ視聴
そもそもの話、部長はプリキュアをよく知りません。
辛うじて知っているのは「ふたりはプリキュア」なんですが・・・って、これ、初代のプリキュアで、放送ももう20年くらい前なんですね💦
しかもガッツリ視聴してはいなくてなんとなく知っている程度、詳しくもなければキャラクターも全然わからないのです。主人公2人の名前と変身前・変身後くらいしか知らない・・・あ、めちゃ強いってことは知ってます
あ、知り合いのお子さんが小さい頃にやっていたプリキュアも観たことあるような?でも全然思い出せない・・・なんか、音楽がモチーフになっていて、2人組だったような??
そんな訳で、 わんだふるぷりきゅあ! を視聴してみました。(2024年6月30日放送の22話「わんだふるご~!」と7月7日放送の23話「願い事はワォ~~~~~ン」)
ほぇ~・・・
なんか色々すごい!
リボンにフリル、コスメ、ステッキにタンバリン、全部キラキラしている・・・!
女児(男児もかもしれないけど)の夢・全部盛りセット!な感じですね。
変身も2組に分かれているのがそれぞれ違ってて、決め台詞やポーズなんかも、真似する子多そうだなぁ。
あと、今のプリキュアって戦わないんですね。
わんだふるぷりきゅあ! だけなのか、最近のプリキュアシリーズ全部がそうなっているのかはわかりませんが、パンチやキックのわかりやすい戦い方はもとより、ビーム(?)打ったり魔法の力で攻撃したりもナシ。
いかにも悪そうな敵も出てこないし、平和的解決でびっくりしました。
ラスト10分とEDのダンスはコスチュームがどうなってるのかばかりを見てました( ´艸`)
手元用資料
とにかくリボンだらけ(?)のコスチューム。
ここのところずっと、わんだふるぷりきゅあ! 公式サイトのキャラクターのページとにらめっこしています。
Instagramでも わんだふるぷりきゅあ! を検索しまくっていたら、おすすめがプリキュアだらけになってしまいました。
そうなると他のプリキュアシリーズも目にする機会が訪れて、眺めていたのですが・・・
他シリーズの衣装の方が訳わからん!
案外、わんだふるぷりきゅあ! のコスチュームはまだ作りやすいほうなのでは・・・?という気になってきました。
もしご興味のある方はプリキュアシリーズのサイトを見てみてください。
どうしたらいいかわからないコスチュームがいっぱいです。
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ずっとスマホやPC画面を見ているのは目が痛くなるので、手元用に資料を用意しました。
100円均一ショップのSeria(セリア)さんで購入した「ちっちゃぬりえ」
本当にちっちゃくて、A6サイズしかありません。
このぬりえ、何がいいかというと・・・コチラ。
表紙をめくると、「おてほん」として、4人全員が変身後のコスチュームで載っているのです。しかも全身!
集合している絵だと(このぬりえの表紙もそうですが)キュアワンダフルとキュアフレンディが前、キュアニャミーとキュアリリアンが後ろになっているものが多く、ギュウギュウで服がよく見えなくなっているものが多いんですよね。
もちろん現在絶賛放送中なこともあって、全員の全身像がよくわかるような商品も色々発売されてはいるのですが・・・なんせ、このぬりえ、100円(税込110円)なので!
手元用の資料には最適です。
コスチューム
さて、肝心のプリキュアのコスチューム。
目に付くのは、なんと言ってもリボン!
各人のイメージカラー(なのかな?)のリボンがメインに、ワンダフル&フレンディ組とニャミー&リリアン組でお互いのイメージカラーのリボンを胸元につけていますね。
ツートンカラーになったリボンが特徴的です。
逆に考えれば、このツートンカラーのリボンをつけられたら、それだけで一気にプリキュア感が出そう。
まずはリボンをなんとかしよう
他に全体の印象で言えば、ワンダフル&フレンディ組はピンク&パープルのキュート系、ニャミー&リリアン組は白が基調のエレガント系、といった感じでしょうか。
コスチュームのシルエットが1番シンプルなのはニャミーかなぁ。
ワンダフルとフレンディは大部分は共通していて、細部のデザインが異なる感じですね。衿?マント?が難しそう。
一見シンプルそうだけど1番大変そうなのはリリアンかな。スカートはどうなっているんだ??
どうやって作ったらいいかよくわからない箇所はたくさんありますが、各コスチュームを作る際に考えていき・・・たいですね・・・。
頭の装飾やアームカバー、靴はナシで服のみでOKなのがいくらか救いです。
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全員共通でつけているのが、腰の・・・コレ、何?
白?水色?の丸にリボンがついたものが腰についています。
1回アニメを視聴した時はもののよくわからず・・・2回目視聴の時は変身コンパクトがぶら下がっているように見えたのですが。
調べてみると、変身コンパクトを収納したポーチが腰についているようです。
ワンダフル&フレンディ組は「ワンダフルパクト」
ニャミー&リリアン組は「シャイニーキャッツパクト」
それぞれのコンパクト型の変身アイテムが、変身後は「ワンダフルパクトキャリー」に収納され
腰に装着される・・・という流れだそうです。
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共通の下準備
ワンダフルパクトキャリー
腰に装着しているワンダフルパクトキャリー。
小さいし、なくても(省略しても)問題なさそうです。
が、4人全員が共通で着けているものだし、あったらプリキュア感が増しそう。
服を作り上げる自信がないため「それっぽく見える」ものには力を入れたい・・・。
そんな訳で、漫画・アニメの服の作製の際はだいたいやって来るDIYのお時間が早々にやってまいりました。
用意したのはコチラ。
- 樹脂粘土(白)
- 丸カン
- アクリル絵具
樹脂粘土は100円均一ショップのDAISO(ダイソー)さんで購入、丸カンとアクリル絵具は家にあったものです。
まず、白の樹脂粘土を丸く形成したら丸カンを差し込んで、抜けないように補強してから乾かします。
これが土台になります。
種類にもよるようですが、樹脂粘土は乾くまで1~2日かかるものもあるのだとか。
今回のものは小さいからか、半日程度でだいぶ乾きました。
次に、少量の樹脂粘土をアクリル絵具で着色して、ピンク・パープル・ライトブルー・ミントグリーンの4つの粘土を作ります。
これを作っておいた土台にリボンのような形になるようにくっつけたら、中心に黄色のハートをつけ、乾かして完成。
当初はハートも黄色い樹脂粘土で作る予定だったのですが、キラキラしている方がプリキュア感が増しそうだったので、急遽ネイル用のキラキラストーンを貼り付けることにしました。
ワンダフルパクトキャリーをよくよく見ると、キャリーの下部が水色になっているようなので、しっかり再現したい場合は土台の色を水色と白にすると良いと思います。
また、家にアクリル絵具があったので利用しましたが、最初から色のついた樹脂粘土も売っているので、そちらを利用するのも良いと思います。
自作すると色が上手く出来なかったり、リボン風にする時に粘土を伸ばしたら思いのほか色が薄くなって焦ったりしたので。
ツートンカラーのリボン
わんだふるぷりきゅあ!コスチュームの要になる、ツートンカラーのリボン。
相当探したのですが・・・。
確かにツートンカラーだけどこれはストライプやね、なもの
イメージにぴったりだけど色が違うやん、なもの
この2タイプしか見つけられませんでした。
ピンポイントにプリキュアカラーのリボンなんか売ってる訳ねーだろ💢
実際その通りで、真ん中だけ色の異なるタイプのツートンカラーのファッションが大流行するとか、手芸界でツートンカラーのリボンを使った何かが一大ムーブになるとか、空前のわんだふるぷりきゅあ!人気で日本全国お年寄りから赤ちゃんまで全員がわんだふるぷりきゅあ!に夢中になる社会現象が起こるとかしないと無理そうです。
なので、今回の作製の際は2種類のリボンを使って自作することにしました。
要は、幅の広いリボンに幅の狭いリボンを縫い付けるということですね。
両面サテンのリボンだとリボン自体にそれなりの厚みがあるので、そこにさらにリボンをつけるともっと厚くなっちゃうのですが・・・これ以外に良い方法が思いつきませんでした。
ちなみに、土台になるリボンとつけるリボンにそこそこの幅があるときは縫い付けますが、つけるリボンの幅が狭い(3mm~5mmくらい)ときは、縫い付けるのが大変なので布用の強力両面テープを使います。
ちょっと厄介なのが、両面テープを使って作ったリボンを服に縫い付けようとすると、針が通りにくい上に粘着剤でベタベタになることです。(手縫いでもミシンでも)
針がダメになってしまい使えなくなる可能性大なので、そこはご注意ください。
捨てることになってしまってもOKな針を使うか、縫い付けは諦めて手芸ボンドなどでの接着を試みるのが良いのではないかと思います。
胸元のリボン
一応リボン自体をどう作るかが決まったところで、全員が胸元につけているリボンについて。
リボンの中央に黄色で囲まれたハートがついています。
黄色い部分は台座で、ハートは宝石っぽいイメージなんですかね。
全員のリボンとハートの大きさが揃っている方が統一感が出てプリキュア感が増しそうです。
ついているハート、それぞれのイメージカラーと思しきピンク・パープル・ライトブルー・ミントグリーンになっています。
ピンクはともかく、パープル・ライトブルー・ミントグリーンのハートってあんまり見ない気がします・・・あるのかな?
またまた100円均一ショップのSeriaさんでシールを探してきました。
メタリック系のハート型シールと、キラキラのシール。
キラキラのシールのほう、すごいのです。
なんと、ピンク・パープル・ライトブルー・グリーンの4色が網羅されています!
グリーンだけちょっと色が薄く、ミントグリーンとは言えなさそうですが、じゅうぶんかと。
メタリックのハートシールを土台にして、キラキラシールを重ねます。
シールなのでそのまま貼り付けることが可能ですが、メタリックのハートの表面がザラザラしていてキラキラシールが剝がれやすいので、ボンドでしっかり貼り付けると良いでしょう。
このハートをリボンに貼り付ければ完成です。
ハートとリボンの接着にも、ボンドを使ったほうが確実です。
ハートのついたリボンを縫い付けるとなると、ツートンカラーのリボンの項でも触れた通りリボンに使った両面テープの接着剤が針について使い物にならなってしまう可能性があるのと、単純にボンドでしっかり固定されたキラキラハートの部分が邪魔になって縫い付けにくいということがあるので、先に服にリボンを縫い付けてからハートを貼っても良いかもしれません。
もしくは、いっそのことグルーガンで付けてしまうのも手だと思います。
とりあえずやってみるしかなさそう
ここまでですでに力尽きそうです。
本当に出来るんだろうか
が、なんとかやってみるしかありません。
一応リボン自体はなんとかなりそうなので、「全く何にも出来ませんでした~!」とはならなさそうです。
次回からいよいよ(?)作製に入ります。
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