こんにちわ、お人形手芸部 部長の三島るぃです。
ひょんなことから我が家にやって来た、リカちゃんパパこと香山ピエール氏(36)。
先月、そのピエール氏にタンクトップを型紙から作ろうとして、微妙な結果になってしまいました。
レシピ本などでドール服の型紙を提供してくださっているプロの作家さんはもちろん、セミプロにしろアマチュアにしろ趣味にしろ、ドール服の型紙を作っていらっしゃる全ての方、本当にすごいです。
出来たような出来ていないような微妙な結果になった部長…少し諦め気味になっていたのですが、部屋の片隅に転がるお洋服(仮)と型紙の残骸、そしてピンクシャツのピエール氏を見ていたら「もうちょっとやってみるか」の気持ちになり、もう少しだけがんばってみることにしました。
余談ですが、先日お買い物に行った際にリカちゃんのおじいちゃん・浩氏の服と靴だけを手に入れることが出来たので、厳密に言えばピエール氏は一張羅ではなくなったのですが…。
ピエール氏に着てもらったところ、うーん…なんか…見た目年齢が上がってる?
お洋服だけを見ても「いかにもおじいちゃんっぽい」とは思わないし、浩氏の画像を見ても「若くておじいちゃん感薄いな~」と思っていたのに、いざピエール氏に着てもらうとピエール氏の年齢が上がって見える不思議。
ピエール氏のピンクシャツは氏の若々しさの演出に一役買っていたのですねぇ。
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さて、コチラが前回部長が作ったピエール氏のタンクトップです。
- 丈が短い
- 衿ぐりが浅い
- 脇のシルエットがスッキリしない
この3つが残念ポイントでした。
3つのうち、「丈が短い」については、型紙の裾部分を伸ばせば良いだけなのですぐに改善できそうです。
「脇のシルエットのスッキリ感」は、現在の型紙では袖下のところから垂直に脇線を下ろしているのが原因だと思うので、もう少し本体の脇腹のラインに沿うように直す必要があります。
一旦、この2つを改善してみました。
出来たのがコチラ。
写真だと思いのほか差がなく見える Σ( ̄ロ ̄lll)
わかりにくいですが、だいぶピッタリしていて前回のものとはフィット感が違います。
なんというか、見てて安心できます。(前回のは見れば見るほど不安になる)
着た状態の写真だと違いがよくわからなかったので、服自体を並べてみました。
いかがでしょうか。
脇にフィットするようにしたことで前回より細くスリムに、丈を伸ばしたことで前回より長く…全体的に細長くなったことがわかるかと思います。
違いがよくわからないかもしれませんが、私としては予想していたより割といい感じになったので、ここは思い切って、袖にもチャレンジすることにしてみました。
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タンクトップだと思うと詰まって見える衿ぐりも、袖を付けてシャツ風にすれば違和感が和らぐはず。
袖も、引き続き「型紙の教科書」を参照して作ることにしました。
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袖は袖で難しい…。
何回作ってもやっても袖山がめちゃくちゃ細長くなります。なんだこりゃ。
なんとか無理矢理完成させました。
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布を切って縫い合わせます。
縫い合わせた結果失敗に終わることもあるので、けっこう気力を持っていかれます。
数度のチャレンジの後、形にすることが出来ました。
さっきまでの水玉の布地がなくなってしまったので、小さい水玉の布地にチェンジ。
ピエール氏の腕が長い分、身ごろに比べて袖も長く見えますが…とにかく試着してもらいましょう。
わりとイケてる…?
ちょっと袖下のあたりがモタついていると言うか、布が余っているような感じがしますね。
やっぱり袖山の作り方が変なのかなぁ…。
とは言え、最初のことを思ったら相当な進化です。(自分比)
この袖下のあたりさえもう少しなんとか出来れば、ピエール氏がピンクシャツから脱却できる日も近そう!
あと一息!(な気がする!)
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袖作りでだいぶ気力を使ったので、また少し時間をおいてがんばります。
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